【24年版】法人向けコワーキングサービス11社の徹底比較(料金・店舗数など)

コラム

新型コロナの影響もあり、日本でも半強制的にリモートワークという働き方が広がってきました。
2020年4月以降では、リモートワークの導入企業は5割を超えていると言われています。
緊急事態宣言前後の数値を見ても、この流れは定着してくことが見込まれます。

しかし、急拡大するリモートワークにもリスクや問題点が潜んでいることがわかってきました。
そんなリスクや問題点の対策手段として、注目を集めているがコワーキングスペースです。

コワーキングスペースの活用を検討されている皆様のために、企業・法人向けでおすすめのコワーキングサービスをまとめました♪

コワーキングサービスとは

大手などチェーン店を含め、ここ数年で全国にコワーキングスペースが乱立しています。
同時に、施設だけでなくその周辺サービスもかなり充実してきました。

そんな中から、今回ご紹介するコワーキングサービスの定義は下記の2パターンです。

  • 100店舗以上展開している大手チェーン店
  • 100店舗以上で利用できるプラットフォーム

会社としてコワーキングスペースの利用を取り入れるにあたって、この2パターンのどちらかに当てはまるサービスをりようすることが基本となります。

引用:国内外のワークプレイス関連サービスをマッピング 『世界のコワーキングサービス カオスマップ 2021年5月版』を公開

【企業・法人向け】コワーキングサービスを選ぶポイント

会社としてコワーキングスペースーの利用を推進・導入するにあたって、重要なポイントをまとめてみましたのでご確認ください。
コワーキングウェブ編集局が提案する3つの比較ポイントは以下の3点です

重要な比較ポイント
  • 従業員が利用しやすいエリアに店舗があるか
  • 状況に応じて臨機応変に対応できるプランがあるか
  • 設備や料金など

まず、最も重要なポイントとしてあげたのは、「従業員が利用しやすいエリアに店舗があるか」です。
在宅ワーク・リモートワークをしている社員のために導入しても、自宅の近くにコワーキングスペースがなけば、意味が無くなってしまいます。

モニターの有無やTELブースの有無などコワーキングスペースには、店舗によって特徴があります。せっかく導入しても、ハード面が理由で結局利用されないようでは意味がありません。まずは、譲れない条件を設定する必要があります。

最後に費用です。ここで忘れてはならないのが、そもそもリモートワークを導入したことで削減されるコストもあるということです。交通費はもちろんオフィスの縮小も可能になる場合があるからです。その点も考慮しながら、サービス同士のメリット・デメリットを比較検証してみてください♪

リモートワークのリスクについて

リモートワークの普及率が急速に高まってきたことで、多くの問題点が見えてきました。
これらの問題点を少しでも解決できるコワーキングスペースを選択するのが理想です!

・情報漏洩のリスクが高まる
・従業員の適切な労務管理や人事評価ができない
・コミュニケーション不足に陥りやすい
・初期段階では、部分的に導入を行う
・ツールを活用し、積極的なコミュニケーションを促す

引用:リモートワークのデメリットとは?十分な対策で成功へと導こう

【企業・法人向け】コワーキングサービス比較・早見表

コワーキングスペースという一言でも、様々なジャンルが存在します。
そんな数多く存在するコワーキングスペースの中でも、既に全国で展開していて、法人向けプランを有しているサービスに絞って、抜粋した比較表を作成しました♪

スマホなどで見にくい方ははこちらからPDFデータでご確認ください。

サービス名運営会社店舗数ドロップイン全国使い放題
(月額)
初期費用
いいオフィス株式会社いいオフィス700店舗以上
(2022年4月時点)
店舗別①22,000円(税込)
②33,000円(税込)/複数人でシェア可能
0円
anyplaceキャップクラウド株式会社300店舗以上
(2022年4月時点)
440円(税込) / 時間〜①33,000円(税込)/複数人でシェア可能110,000 円→ 0円
※キャンペーン(22年4月時点)
OFFICE PASS日本経済新聞社400店舗以上
(2022年4月時点)
10回ごとに22,000円(税込)①19,800円(税込)0円
New work東急株式会社189店舗
(2021年8月時点)
770円(税込) / 1h33,000円(税込)
+10,000円(事務手数料)
0円
ZXY株式会社ザイマックス178店舗
(2021年8月時点)
15分 150円〜なし0円
Regus日本リージャス株式会社(TKP)約170店舗
(2021年8月時点)
店舗別なし店舗別
TIMEWORKTIMEWORK合同会社約500店舗
(2021年12月時点)
店舗別なし0円
WORKSTYLING三井不動産約150店舗
(2022年4月時点)
月額 50,000円〜(基本料金 ※100名まで)
+
280円/10分〜
なし0円
H¹T野村不動産104店舗
(2021年8月時点)
150円/15分〜27,000円(ボリューム割引あり)0円
BIZcomfort株式会社WOOC97店舗
(2021年8月時点)
1,000円/1日
+月額2,000円
19,800円(税込)77,000円(税込)
WORK THRUSBイノベンチャー株式会社(ソフトバンク)約100店舗
(2022年4月時点)
100円/15分〜月額5,4000円

各コワーキングスペースの法人向けプランについて見ていきましょう。

「いいオフィス」の企業・法人向けプラン情報

引用:いいオフィス法人プラン

本記事で紹介するコワーキングスペースの中で、最も店舗数が多いのが「いいオフィス」です。
全国47都道府県に店舗があり、使い放題&ドロップインどちらのプランも用意されているので、様々なシチュエーションに対応できるのが特徴です。
社内の複数人で利用できる「シェアプラン」は、ドロップインとの併用が可能で、テスト導入を検討している法人様にもおすすめです!

サービス名いいオフィス
運営会社株式会社いいオフィス
店舗数700店舗以上
(2022年4月時点)
ドロップイン店舗別
全国使い放題(月額)①22,000円(税込)
②33,000円(税込)/複数人でシェア可能
初期費用0円

「anyplace」の企業・法人向けプラン情報

引用:anyplaceホームページ

Beacon端末という、位置情報などから退勤管理もできる機能が嬉しい、企業におすすめのコワーキングサービスです。
自由な働き方と勤怠管理の両立を目指せます。
※提携しているADDress(宿泊施設)が60施設、自遊空間(漫画ネットカフェ)が124施設となっている。

サービス名anyplace
運営会社キャップクラウド株式会社
店舗数300店舗以上
(2022年4月時点)
ドロップイン440円(税込) / 時間〜
全国使い放題(月額)①33,000円(税込)/複数人でシェア可能
初期費用110,000 円→ 0円
※キャンペーン(22年4月時点)

「OFFICE PASS」の企業・法人向けプラン情報

引用:OFFICEPASS (@OFFICE_PASS) | Twitter

日経新聞社が運営しているとあって、実際にテレワークを運用中の導入企業も多いのがOFFICE PASSです。
純粋なコワーキングスペースに限らず飲食店などの提携店舗が多いのも特徴です。

10回ごとに22,000円(税込)円という独自のプランは、利用上限の多い法人様などにおすすめのプランで、導入しやすいプランとなっています。

サービス名OFFICE PASS
運営会社日本経済新聞社
店舗数400店舗以上
(2022年4月時点)
ドロップイン10回ごとに22,000円(税込)
全国使い放題(月額)①19,800円(税込)
初期費用0円

「New work」の企業・法人向けプラン情報

引用:NewWork NewWork|Store information|関東|コワーキング&シェアオフィス BeSmart 水道橋店

東急が運営するコワーキングスペース。直営店も多く、月額30,000円に見合った充実した設備が特徴♪
また、東急系列のホテルなど他サービスではない提携店舗も魅力の一つです。
※従業員数100名以上かつ最低入会ライセンス20以上の法人企業様のみ利用可能なようです。

サービス名New work
運営会社東急株式会社
店舗数189店舗
(2021年8月時点)
ドロップイン770円(税込) / 1h
全国使い放題(月額)33,000円(税込)
+10,000円(事務手数料)
初期費用0円

「ZXY」の企業・法人向けプラン情報

引用:働き方を、ジザイに | サテライトオフィスサービス「ZXY」

都内を中心に店舗を拡大しているのがZXYです。
既に1,866企業以上が利用しており、有名企業の事例が多いのが安心できるコワーキングスペースです。

サービス名ZXY
運営会社株式会社ザイマックス
店舗数178店舗
(2021年8月時点)
ドロップイン15分 150円〜
全国使い放題(月額)なし
初期費用0円

「Regus」の企業・法人向けプラン情報

引用:日本を含む世界各地のコワーキング、共有オフィス | Regus JP

ベルギー発祥のコワーキングスペースで、日本ではレンタルオフィスで有名なTKPの子会社として展開しています。
各地都心の一等地に店舗があるのが特徴です。

サービス名Regus
運営会社日本リージャス株式会社(TKP)
店舗数約170店舗
(2021年8月時点)
ドロップイン店舗別
全国使い放題(月額)なし
初期費用店舗別

「TIMEWORK」の企業・法人向けプラン情報

引用:企業を対象としたスペースシェアリングサービス 『TIMEWORK』の提供開始について |日鉄興和不動産株式会社のプレスリリース

ドロップインで完全従量制のコワーキングスペースなのがTIMEWORKです。
管理画面より勤怠管理が簡単にできるのが特徴です。

サービス名TIMEWORK
運営会社TIMEWORK合同会社
店舗数約500店舗
(2021年12月時点)
ドロップイン店舗別
全国使い放題(月額)なし
初期費用0円

「WORKSTYLING」の企業・法人向けプラン情報

引用:シェアオフィスの施設・設備 | SHARE(シェアオフィス) | 三井不動産のオフィスサービス

法人向けとしてデザインされたサービスのWORKSTYLING。
料金プランも他にないシステムが採用されていて、三井系列のホテルなどが加盟店として登録されているのが特徴です。

サービス名WORKSTYLING
運営会社三井不動産
店舗数約150店舗
(2022年4月時点)
ドロップイン月額 50,000円〜(基本料金 ※100名まで)
+
280円/10分〜
全国使い放題(月額)なし
初期費用0円

「H¹T」の企業・法人向けプラン情報

引用:シェアオフィス H¹T|野村不動産のサテライト型シェアオフィス H¹T

東京、大阪・神奈川の主要都市を中心に展開しているのがH¹Tです。多くの社員が都心に住居を構えている場合や、サテライトオフィスを検討している企業様におすすめです。

サービス名H¹T
運営会社野村不動産
店舗数104店舗
(2021年8月時点)
ドロップイン150円/15分〜
全国使い放題(月額)27,000円(ボリューム割引あり)
初期費用0円

「BIZcomfort」の企業・法人向けプラン情報

引用:コワーキングスペース・レンタルオフィスのビズコンフォート | 東京・大阪などで全国展開中

コワーキングスペースとしては、国内で老舗のBIZcomfort。
直営店が多く、各店舗の設備などクオリティーが担保されていることが最大の魅力です。

サービス名BIZcomfort
運営会社株式会社WOOC
店舗数97店舗
(2021年8月時点)
ドロップイン1,000円/1日
+月額2,000円
全国使い放題(月額)19,800円(税込)
初期費用77,000円(税込)

「WORK THRU」の企業・法人向けプラン情報

引用:コワーキングスペースが使い放題の「ワークスルー」、サービスを20%オフで利用できる第2期アンバサダーを募集|ワークスルーのプレスリリース

レストランやホテルなどの空きスペースを活用したサービスですが、月額5,400円で使い放題という安さが最大の魅力です。外回りの多い営業職の利用など、場合によっては最適な選択肢になります。

サービス名WORK THRU
運営会社SBイノベンチャー株式会社(ソフトバンク)
店舗数約100店舗
(2022年4月時点)
ドロップイン100円/15分〜
全国使い放題(月額)月額5,400円
初期費用0円

コワーキングスペースの法人向けプランまとめ

いかがでしたでしょうか。
ここ数年で、コワーキングスペースはもちろんその周辺サービスもかなり充実してきました。
様々なサービスが混在していて、比較検討が少し難しいのですが、本記事を参考にぜひ最適なサービス&プランを見つけてみてください!

タイトルとURLをコピーしました